スウェーデンのクリスマス

北欧ではクリスマスのことを「julユール」といいます。
古代ヨーロッパの冬至を祝う祭りのユールが、キリスト教の伝来でクリスマスと結びついたと考えられています。

【トムテとサンタクロース】
「tomtarトムテ」は北欧の民間伝承に登場する妖精です。子供くらいの背丈で長いあごひげがあり赤い帽子をかぶっています。
いたずら者ですが家の守り神のような性格もあります。
スウェーデンにキリスト教が入ってくると、クリスマスにはトムテにも食べ物を残しておく風習が生まれました。
ご馳走をもらったトムテは家に繁栄をもたらし、もらえなかったトムテはいたずらをしたり不幸を招くとされたのです。
さらに時が経つとトムテはサンタクロースと同一視されるようになり、スウェーデンでサンタクロースのことをユールトムテ(クリスマスのトムテ)と呼ぶようになりました。
tomtar.jpg
切り株トムテ/ラッセントレー社・楽天

【藁のヤギ・ユールボック】
ユールトムテはヤギの引く橇に乗っています。
家庭では藁で作ったヤギの飾り「julbockユールボック」をツリーに飾ったりします。
これらは北欧神話の神・トールが2頭のヤギが引く馬車に乗っていたことにちなんでいるようです。
イェーブレ(Gävle)の街ではアドベントから新年にかけて、毎年巨大なユールボックが広場に立てられ名物になっています。
yagi.jpg
posted by 北欧スウェーデン語の単語 | コラム