スウェーデンのクリスマス飾りと食べ物

【スウェーデンのクリスマスデコレーション】
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スウェーデンのクリスマスツリー(julgran)は生きた木に飾り付けます。ツリーにはモミの木ではなくドイツトウヒが使われます。クリスマスシーズンが近づくと街にクリスマスマーケットが出来て、ツリーや飾りが売られるようになります。
クリスマスマーケットでも飾りは売っていますが、基本的には手作りします。クリスマスデコレーションには星のモチーフがよく使われます。紙で星や幾何学的な立体を作って吊り下げたり、クッキーを焼いてツリーに飾ったりします。麦わらで作られた星のオーナメント(halmstjarnor)やヤギのオーナメント(julbock)はスウェーデンの伝統的なクリスマスツリー飾り(julgranspynt)です。

ストローオーナメント/楽天
またスウェーデンのクリスマスリースは、モミの木の枝やヒイラギだけで作った緑色のシンプルなものです。電飾中心のきらきらしたアメリカ風クリスマスに慣れた目には最初は質素に映りますが、素朴で手作りの温もりのあるクリスマスは大人っぽい落ち着きと伝統の良さ感じられます。
キャンドルもたくさん点します。北欧はこの時期ほとんど太陽が射さないので、ふだんから日中でもよくキャンドルを点します。クリスマス期間は特にキャンドルが雰囲気作りに大活躍します。

【クリスマスの食べ物・飲み物】
クリスマスのお菓子やご馳走も手作りです。必ず作られるのはジンジャークッキーです。 ヤンソン氏の誘惑(Janssons frestelse)もクリスマスに欠かせません。「キッチン・ストーリー 」という映画の中で「クリスマスにはヤンソンの誘惑を食べて…」という台詞が出てきます。(字幕ではポテトグラタンとなっていますが。)
スウェーデンのクリスマスの飲み物といえばグロッグ(glogg)です。温めた赤ワインにスパイスを加えてあり体がとても温まります。アーモンドやレーズンを加えて飲むのがスウェーデン流です。各家ごとのグロッグのレシピがあるくらい国民的な飲み物だそうです。クリスマス時期になると販売されるJulmust(ユールムスト)という飲み物もあります。コカ・コーラそっくりの黒い飲み物でノンアルコールの炭酸飲料です。
ルッセカット(lussekatt)はサフランの入った黄色いロールパンです。12月13日の聖ルチア祭には欠かせないとされるスウェーデン伝統のパンで、クリスマスの時期になるとお店に並びます。両端からくるっと巻いたS字形をしています。「ルシアの猫」という意味で丸まった猫の尻尾を表した形だそうです。
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posted by 北欧スウェーデン語の単語 | コラム